もくじ
どうも!あっちゃんです!
今回はグリップについて記事にしていきます!
グリップには一般的には3種類あり、それぞれの特徴についてもお伝えしていこうと思います。
では早速まいりましょう!
※この記事は初心者向けにあっちゃん視点から解説した記事になります。
1.ウェスタングリップ
ますはウェスタングリップについて解説していきます。
ウェスタングリップの持ち方は、ラケットを地面に置いて上から握ると完成します。
昔からよく言われている別名が「フライパン持ち」ですね。
フライパンを持つ時と同じ持ち方をしていることから名付けられた。のでしょう!(知らん)
2.イースタングリップ
2つ目がイースタングリップになります。
持ち方は、ラケットの面を地面と垂直にし、上からグリップを握ると完成します。
こちらがバドミントンをする上でオーソドックスな持ち方になります。
別名「包丁持ち」ですね。
包丁を持つ時と同じ持…(以下略)。
3.バックハンドクリップ
そして3つ目がバックハンドグリップです!
バックハンドグリップは、身体の左側(左利きの場合は右側。例外あり)にシャトルが飛んできた際に使う持ち方です。
握り方は、グリップに対して親指を平行にし(親指を立てると表現しています)握ります。
サムアップといわれています。
4.グリップの特徴とラケットの振り方について
では、それぞれのグリップでの打ち方についての解説をしていきたいと思います。
初心者にありがちな打ち方と、レベルアップに向けて「こうした方が良いと思うよ」といった内容を書いていきます☆
4-1ウェスタングリップ
まず、初心者の方に多い(であろう)持ち方が最初のウェスタングリップです。
なぜウェスタングリップが多いのかという点について、あっちゃんなりの考えを述べていこうと思います。
初心者にウェスタングリップが多い理由は、
背屈・掌屈の運動で打っているから
だと思います!
また疑問が出てくるだろうと思うので背屈・掌屈について説明しておきます。
背屈とは、手首や足首の曲げ方の向きのひとつで、手の甲(=手背)や足の甲(=足背)の側に関節を運動させる向きのこと。背屈と反対向きの動きは、手では掌屈、足では底屈という。背屈は、本来、みなそれらの関節の「伸展」(「まっすぐに伸ばす」意味)の動きと定義されているので、伸展と呼んでもよい。しかし、たとえば手首の場合、手首をずっとそらせる(手首をかえす)動きの結果、手の甲は前腕にかえって近づくし、足首の場合、足を下に向ける屈曲の動きですね(下腿)と足がまっすぐになり、逆に伸展の動きで足の甲とすねが近づく、というように、ふつうの「屈曲」と「伸展」といいにくい。そこで、手や足の運動では「伸展」と「屈曲」の他に、「背屈」と「掌屈」(手の場合)または「底屈」(足の場合)という名前で呼んでもいいことになっている。
1年生の解剖学辞典https://anatomy1.net/より引用
と、いうわけです。
日本語じゃわかんねぇよ!
って方に動画載せときます←最初からやれ
どうでしょうか?
ではなぜウェスタングリップで背屈・掌屈の打ち方が初心者には多いのでしょうか?
あっちゃんなりの答えは、
- シャトルを両目で追うことができるから
- 運動が直線的で終わるから
です!
まず、
シャトルを両目で追うことができるから
についてですが
なにか得体のしれないものを発見したときや気になるものを見つけたとき、それを凝視したことはありませんか?
そんな感覚に近いと思います。
はじめてバドミントンをした方には初めましてがいっぱいです。
むしろ初めましてしかありません。
気になるものを見る時、わざわざ片目にして見ることはありませんよね?
なので初めて放物線を描いて飛んでくるシャトルを目で追いかけるときに、両目で追うことになるのではないかと考えています。
また、両目で見ることによってシャトルを明確に立体視しているとも考えられます。
立体視(りったいし、stereopsis)とは、両眼視の一つで、物体を立体的に見る機能のことである。物体を両眼で見たときに、眼の網膜上に映る像を大脳皮質で立体的に感知する。物体を両眼で見ると、両眼の位置関係から左右の眼では異なる像が写っており、この両眼視差があることで、脳は空間的に立体像を構築することができる。ヒトの眼は、眼の前の物体を両目で見るとき、物体は左右の眼の網膜に投影される。しかし、2つの眼は異なる角度から物体を見ているため、左右の網膜に投影される物体は微妙に異なる。しかし、このように左右の網膜に映る物体はわずかに異なっているにもかかわらず、2つの異なった視野が重なって(ぶれるように)感じることなく、1つの物体として捉えることができる。それは両眼視差(左右眼における網膜像の水平方向の位置ずれ)に基づいて、物体の奥行きを脳(大脳皮質)が知覚することができるからである。この機能を、立体視と呼ぶ。このように、立体視は2つの眼が捉える異なる物体や空間を、1つの3次元構造に脳が再構成する一連の構成である。立体視と同じ原理のものに、映画などの3D映像がある。意図的にわずかに角度をずらした右眼用と左眼用の映像を同時に映し出し、それを専用のレンズで右眼には右眼用の映像、左眼には左眼用の映像を独立して見せることで、立体的な映像に見える仕組みである
看護roo!https://www.kango-roo.com/より引用
次に
運動が直線的で終わるから
について記述していきます。
運動が直線的で終わる、というのは一言で言うと
まっすぐ振っておしまい!
です!解説します!「はぁ?」とか言わんといて!お願い!
はい。解説していきます。
後述しますが、あっちゃんはバドミントンではイースタングリップを基本的に推奨しています。
その理由とある意味反対だからということになります。
「動きが直線的で終わる」ということについて、もう少し厳密に答えると、
腕の動きがある一定方向にしか行われない
ということです。
ここで考えていただきたいのが、バドミントンを関節部分で分解した時の各関節の動きです。
今回は腕のみで考えていこうと思います。
機能解剖学(多分)で考える人間の動作の中で、ウェスタングリップは
肩は屈曲伸展の運動
肘は屈曲伸展の運動
手首は背屈掌屈の運動
て打つということになります。
それぞれの運動についてはコチラを参考にしてください。
この運動をシンプルに伝えるとすると、見てもらう方が分りやすいので
動画を載せておきます(笑)
この打ち方はいわゆる「正面打ち」といわれているやつですね。
ここでサクッと初心者の方にウェスタングリップが多い理由をまとめると、
といえるのではないかと思います。
4-2イースタングリップ
次にイースタングリップについてです。
初心者の方がレベルアップするには必須の持ち方になるとあっちゃんは考えています。
なぜイースタングリップが必要になってくるのかというのは、このグリップの特徴がバドミントンにおいて有益な点が非常に多いからです。
まず1つ目が、
フォアで打つ際に手のひらの向きと打つ面が同じ方向を向いている
という部分になります。
一度、イースタングリップでラケットを握り、手のひらを上にしてみてください。
するとあら不思議!
手のひらとラケットの面が同じ方向を向いていませんか?
これを言い換えると、ラケットと手の向きがリンクしているといえます。
この手の向きとリンクしているというのがミソです。
もう少し詳しく話すと
皆さんは目を瞑って手のひらの向きを変えても「あ、今こっち向いてるな」
というのがわかりますよね?
これがラケットの面の向きにもあてはまるんです!
例えば「右から左に打ちたい」と思ったときに手のひらを右から左に持っていくことで、ラケットの面の動きも手のひらと同じ動きになるといえます。
バドミントン的に言い換えると、
手のひらの向きとラケットの面がリンクしている握り方になるため、任意の方向に打ちやすい。
といえるのではないでしょうか。
バドミントンには「フラット」「スライス」など、様々な打ち方がありますが、
すべて手のひらで作る感覚の延長線上で打つことができるというのがイースタングリップの特徴のひとつです。
そして次が最大の特徴とあっちゃんは思っています。
ひとつ前提として、次の特徴はバドミントンのヒッティング(打つこと)の際に、最大パワーを引き出すための特徴として見ていただけるとありがたいですm(_ _)m
というわけで、次の特徴が
回内・回外運動を使って打つことができる
です!
回内とは、運動の種類(方向)のひとつで、前腕(手)と足の運動で使われる言い方。動きの向きとしては、その名前のとおり、「内側に回わす」向きで、右半身では左回り(反時計回り)、左半身では右回り(時計回り)。回内と反対向きの運動は回外。回内された状態のことを、回内位と呼ぶ。回内の運動を起こす筋は回内筋。前腕では、肘を固定して手首を回転させる運動のうち、手を体の前に伸ばしているときに、手のひらを下に向ける運動(または、上肢を体の横で下に下げた状態で手のひらを体の後ろに向ける運動を回内という。
前腕の回内では、前腕の2本の骨である橈骨と尺骨の間で、橈骨が尺骨のまわりを回りながらずれる。これは、橈骨と尺骨の間の2箇所の関節(肘にある上橈尺関節、手首にある下橈尺関節)で起こる。手のひらを上に向けているとき、前腕は回外の位置(回外位)にあるが、このとき、前腕の橈骨と尺骨は平行になっている。そこから手のひらを下に向ける(回内させる)運動で、親指側にある橈骨が、小指側の尺骨の上を内側に回り込む。その結果、回内の状態では、橈骨と尺骨は交差している。
1年生の解剖学辞典https://anatomy1.net/より引用
はい!出ました!動画載せます!笑
ラケットを振りかぶったときに回外運動、打つ瞬間から打ち終わりには回内運動を使っているのが見えるでしょうか?
この動きがより強い球を打つために必要になってきます♪
また、ウェスタングリップの打ち方と比べ、ラケットの振り幅が明らかに違うのが見てわかると思います。
単純な話、振り幅が大きければ大きいほど得られるパワーも増えるので、より強い球が打てるようになる。という結論になります。
ここでイースタングリップについてまとめておきます☆
手首の使い方には少しコツがいりますが、慣れると本当に簡単にシャトルが飛びます(^^)
レベルアップしたい方はぜひ一度チャレンジしてみてください!
4-3バックハンドグリップ
そしてバックハンドグリップです!
バックハンドグリップは先述した通り、サムアップをして打ちにいきます。
あっちゃんが考えているバックハンドの打ち方は2種類あり、1つは先ほどにも出てきた
回内・回外運動
になります。
これはより強い球を打ちたい時に、バックハンドでも有効です。
シャトルにラケットを向かわせる時は、回外運動を使います。
この時にサムアップをしていることで、親指に力を入れることで回外運動を優位に働かせることができるのではないかと考えています♪
そしてもう1つが撓屈・尺屈です。
橈屈とは、または𣓤屈とは、主として手首の関節(手関節)の動きの向きについて説明する言葉で、手を前腕の橈骨のある側(橈側)、つまり親指側(=母指側)に折り曲げる運動の向きのこと。橈屈と反対の動き(尺骨のある側(尺側)= 小指側に手首を曲げる動き)を尺屈という。
1年生の解剖学辞典https://anatomy1.net/より引用
これについても動画を載せておきますね☆
ここでバックハンドについて考察していきます。
バックハンドでの打ち方について2種類お伝えしましたが、
じゃあどうやって使い分けるの?
という疑問がでてくると思います。
大ざっぱに使い分けの方法について結論づけるとすれば、
回内・回外運動はより強い球を打つ際に使い、撓屈・尺屈運動はより細かいコントロールをする際に使う
となります。
回内・回外運動については先述したのと同じ理由なので割愛します♪
撓靴・尺屈について説明していきますね。
この運動の使い道としてあっちゃんがよく使う場面が以下のシチュエーションになります。
- ネット前のロブ
- ドライブ
- レシーブ
それぞれのショットには強い球を打つことと比べ、より繊細さが求められるとあっちゃんは考えています。
実際に試してみてほしいのですが回内・回外運動と撓屈・尺屈運動を比較すると、
腕の運動量について撓屈・尺屈運動の方がより運動量が少ないことがわかると思います。
細かい作業をする時には、より動きの少ない方がやり易いというのは皆さんよく理解できるかと思います。
このことから、
であると考えます。
5.まとめ
いかがだったでしょうか?
ほんと細かいことをいうとたくさんあるので、代表的な部分を説明させてもらいました。
あっちゃんは初心者の方がもっと上手に、もっとバドミントンの面白さを味わってもらえるようになってほしいと思っています♪
そんな方たちの助力になれたらと思いますので、次回の記事も楽しみにしていてください!
では、アディオス☆
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